教育ローンの種類と特徴

学費

1人1,000万円とも3,000万円とも言われる子育て費用の中でも、特に大きな割合を占めているのが教育費です。

高校、大学はもちろん、社会人になってからも海外留学や各種学校に入ればお金がかかりますが、そこで大きな助けとなるのが教育ローンです。

今回は、教育ローンについて解説をいたします。


 

教育ローンとは

そもそも教育ローンとはなんでしょうか?

教育ローンとは、子どもの高校、大学等の進学資金、社会人の海外留学、各種学校の教育委資金を目的としたローンのことです。教育ローンには、公的機関の公的教育ローン、民間の金融機関のローン、大学の提携教育ローンがあります。

 

公的教育ローン

公的教育ローンには、国の教育ローンがあります。国の教育ローンの特徴としては、金利が民間より低め、固定金利で、返済期間が原則最長10年ということです。

かつては、財形貯蓄を行っている人が利用できた財形教育融資がありましたが、平成23年9月末日で廃止されました。

 

日本政策金融公庫の融資制度

国の教育ローンです。教育一般貸し付けの融資限度額は350万円です。固定金利で、民間よりも低めの金利で借りることができます。

子どもの数に応じて、下記のような所得制限があります。
 

  • 子1人の世帯の場合…世帯年収790万円(事業所得590万円)
  • 子2人の世帯の場合…世帯年収890万円(事業所得680万円)
  • 子3人の世帯の場合…世帯年収990万円(事業所得770万円)

 
返済は一般家庭であれば15年以内ですが、交通遺児家庭、母子家庭、父子家庭または世帯年収200万円(世帯所得122万円)以内の過程であれば18年以内となっています。
さらに、在学中は元金据え置き、利息のみの返済にすることができます。

借入の対象となるのは、以下となります。

 

  • 学校納付金
  • 受験費用
  • 住居にかかる費用(敷金、家賃など)
  • 教科書代
  • 教材費
  • 通学費用
  • 修学旅行費用
  • 学生の国民年金保険料
  • 国内の大学・短大
  • 専修学校
  • 各種学校
  • 予備校
  • 大学院
  • その他留学

 

連帯保証人を利用する場合には、連帯保証人1人以上または、教育資金融資保証基金の保証が必要です。

民間の教育ローン

民間の教育ローンは、銀行、労働金庫、ノンバンク系が扱っています。無担保型と有担保型の2種類があります。

無担保型は、有担保に比べると金利が高くなり、融資限度額も低くなります。金利は固定、変動どちらのタイプもあります。各金融機関や商品によりますが、子どもが就職した後に子ども自身がローンを引き継ぐことができるなど、公的な教育ローンや内容に幅があります。

民間の教育ローンのほうが返済能力などの審査が厳しいですが、借入上限額が高めで融資までのスピードの早いのがメリットです。国のローンには所得制限があるため、これに引っかかる場合には民間の教育ローンを検討してみましょう。

 

大学の提携教育ローン

大学が民間の金融機関と提携して、教育ローンを用意していることもあります。大学によっては金融機関よりやや有利な金利で借りられる場合があります。

また、教育のローンは通常保護者が借入者になりますが、大学によっては学生自身が借入者となって借りることができる提供教育ローンもあります。

 

まとめ

以上、教育ローンの種類とその特徴について述べてきました。

ポイントを改めてまとめてみましょう。

 

  • 教育ローンは、子どもの高校、大学等の進学資金、社会人の海外留学、各種学校の教育委資金を目的としたローンのこと
  • 教育ローンには、主に公的機関の公的教育ローン、民間の金融機関のローン、大学の提携教育ローンの3つがある。
  • 公的教育ローンには所得制限がある。固定金利である。
  • 民間教育ローンは、無担保型と有担保型があり、金利も固定、変動どちらもある。返済能力などの審査は厳しいが、所得制限はない。
  • 大学の提携教育ローンは金融機関より低い金利で借りることができる大学もある。

 

子どもの教育にはお金がかかるもの。ただし、子どもの一生に係ることですが、ローンなどをうまく利用して、教育に活かしましょう。
 

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