住宅ローンの種類と特徴

ローン計画表

就職、結婚、そして、出産と、人生の節目となったとき、誰もが憧れるのがマイホームですが、住宅は非常に高い買い物です。

自己資金が豊富な人の中には、一括で支払うという人もいるかと思いますが、基本的には住宅ローンを組むでしょう。

そこで、今回は、住宅ローンを組む時に知っておくべき住宅ローンの種類と特徴について解説いたします。


 

住宅ローンとは

そもそも住宅ローンとはなんでしょうか?

住宅ローンとは、宅地の取得や、住宅の新築・改築などの目的のために、土地と家屋を担保として公的機関や民間の金融機関から資金を借りるローン(融資)のことです。

 

公的ローンと民間ローンがある

住宅ローンは、民間ローンと公的ローンに分かれます。

公的ローンに該当するものとしては、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)融資、財形住宅融資、自治体融資が挙げられます。

公的ローンの特徴は、購入する物件に所定の条件が設けられているという点と、購入者の審査に関してはゆるやかであり、金利面においても民間ローンより有利であることです。

民間ローンは、銀行、信用金庫、労働金庫、住宅ローン専門会社、生命保険会社などが扱っています。民間ローンは、購入する物件の条件は比較的ゆるやかですが、返済能力などの条件は厳しくなっています。融資限度額も高めです。

 

公的ローンの特徴

住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫融資)

平成19年3月末で住宅金融公庫融資が廃止となり、住宅金融支援機構となりました。住宅金融支援機構は「フラット35」という民間金融機関と提携した長期固定金利型住宅ローンを提供しています。従来の公庫融資は、毎月返済額の5倍以上の月収があること、前年の年収が800万超の人は物件価格の5割まで、800万円以下の人は8割までを借り入れ可能額とするなど利用条件を設けていました。新たに生まれた「フラット35」では、これらの条件が撤廃されています。より現代の資金ニーズに合った住宅ローンへと改善されています。

最近では既存の住宅ローンの借り換えも可能となっています。

 

財形住宅融資

財形貯蓄を1年以上続けてきた人が利用できるローンです。財形貯蓄(住宅財形だけでなく、一般財形、年金財形でも可)の残高の10倍のローンが借りられます。融資額の限度は、最高4,000万円までとなります。

職場で「事業主転貸融資」が利用できるときは勤務先を通じて申し込みができます。「事業主転貸融資」の制度がない場合は、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)に対して申し込みます。

また、「転貸融資」は転職時には全額一括返済が必要となります。金利タイプは5年ごとに金利が見直される「5年固定型」です。

 

自治体融資

自治体によっては、独自にローンを提供しているところもあります。自治体の直接融資のほか、民間ローンに利子補給することもあります。

 

民間ローン

民間融資

銀行や信用金庫・労働金庫、住宅ローン専門会社、生命保険会社などが貸し出す住宅ローンです。
銀行や信用金庫・労働金庫、では、変動金利型や固定金利選択型が中心です。住宅ローン専門会社や生命保険会社などは全期間固定金利型が中心となっています。特に、銀行は個人の住宅ローンに力を入れているため、キャンペーンで金利を安くしています。

 

提携ローン

住宅販売業者が、民間の金融機関と連携して提供している住宅ローンです。住宅販売業者の信用でかりられるところもあります。そのため、融資条件は比較的ゆるやかです。金利についても、優遇がされています。

 

社内融資

職場で独自にローンを提供するところもあります。その場合、勤務先が直接融資する場合のほか、民間ローンを利用して利子補給する企業もあります。ただし、会社を辞めるときは、一括返済をしなければなりません。

 

まとめ

以上、住宅ローンの種類とその特徴について述べてきました。

ポイントを改めてまとめてみましょう。

 

  • 住宅ローンには公的ローン、民間ローンの2種類がある。
  • 住宅金融支援機構の住宅ローンは、以前は条件が厳しかったが、「フラット35」になってから条件がゆるくなって利用しやすくなった。
  • 民間ローンでは、銀行ローンの金利が安い。

 

住宅は決して安い買い物ではありませんから、住宅ローンについてしっかりと勉強して適切なローンを選びましょう。
 

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